転職活動をしていると、短期間で「やっぱりあの企業が気になる」「募集ポジションが変わったみたいだから、もう一度応募したい」と思うことがありますよね。そこで気になるのが、“以前応募した企業に再度応募してもいいものなのか?”という疑問です。
結論からいうと、
1年以内の再応募でも状況次第ではチャンスが大いにあります。ただし、いくつか押さえておきたいポイントがあります。本記事では、そのポイントや注意点を整理してお伝えします。
※人材紹介会社、エージェント経由での再応募を想定した記事です。
1. 再応募の際は、まずエージェントに相談を
「以前応募した会社だけど、再度応募してみたい」という場合は、まず担当の転職エージェントに相談することをおすすめします。企業の募集状況が変わっているケースもありますし、採用担当者が変わっている場合もあります。企業は応募履歴をシステムで管理していますので、再応募の方は個人情報を照合することで必ずわかります。何も相談せずに応募してしまうと、企業から見た場合にあまり印象が良いとは言えませんので、必ずエージェントに相談するようにしましょう。
- エージェントに相談した方が意欲が伝わる
エージェントを通じて「前回はご縁がなかったものの、今回は改めて強い興味があるため再度チャレンジしたい」という意欲を伝えることができます。企業にとっても、「前回と今回でどう変わったのか」「なぜ再応募したいのか」が明確になるため、単に“再応募者”として見るよりポジティブに検討してくれることが多いのです。
2. 再応募前に確認したいこと
(1) 前回応募時の不合格理由を把握する
前回の不合格理由や、企業が重要視していたスキル・経験が自分に足りていなかった部分を振り返ることは重要です。エージェントと話し合い、企業からフィードバックがあった場合はしっかり確認しましょう。
「足りない部分をどれだけ改善できたか」 これをアピールできれば、再応募で評価が変わる可能性が高まります。
(2) 今回応募するポジションの詳細を理解する
同じ企業でも、ポジションによって求められるスキルや経験は異なります。前回と同じポジションへの再応募の場合は、ニーズや要件が変化していないかをチェックしましょう。違うポジションへの応募であれば、どんな点が新たにマッチしそうかを明確にし、エージェントを通じてアピールする準備をしておくと良いでしょう。
(3) 志望動機を更新する
前回と同じ志望動機だと、「なんとなく再応募している」と思われかねません。なぜ今再応募したいのか、企業にとってどんな貢献ができるのかを再整理し、面接でしっかり伝えましょう。
3. まとめ:再応募するなら、戦略をもって臨もう
1年以内の再応募でも、「なぜ今応募したいのか」、「前回と今回でどのように自分が変化(成長)したか」をしっかり伝えることで、選考通過の可能性は十分にあります。重要なのは、エージェントと相談しながら進めること。企業側への印象をコントロールしつつ、適切なタイミングやポジションで再挑戦することで、成功に近づけるでしょう。
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エージェントに相談してみましょう。
「以前応募したことがあるが、再度チャレンジしたい」ということを率直に伝え、どう動けばいいか一緒に作戦を立てましょう。
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職務経歴書などで自分の成長をアピールすると良いです。
前回の不合格理由を踏まえ、どのように改善してきたか・変化してきたかを具体的に示すことが重要です。
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企業の採用状況を理解するして、書類作成や志望動機にいかしてみてください。
新規プロジェクトやポジション追加など、求人背景を理解すると志望動機がさらに説得力を増します。
再応募はあらためて意欲をアピールするチャンスです。 企業の側も時期や条件が合えば「今回こそ一緒に働きたい」と考えてくれるかもしれません。転職活動では、可能性を広げる行動をとることが大切です。ぜひエージェントと二人三脚で、前向きに再応募にチャレンジしてみてください。

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